2009年06月01日
【独占密着】北島康介、地球を泳ぐ。韓国編②
2009年06月01日
2009年05月12日
<5月4日(月)放送>
強い競泳選手を生み出している韓国。
今、世界が注目する韓国水泳界のスター、
朴泰桓(パク・テファン)選手は、競泳で韓国初の
金メダルを獲得し、一躍ヒーローとなった。
そんな朴選手と、北島選手の対談が実現した!
「北島康介、地球を泳ぐ」続編で韓国ソウルに行って参りました。
今回、北島選手が出会ったのは韓国スポーツ界のスター朴泰桓(パク・テファン)選手。
日本ではあまり知られていませんが、本当にすごい選手なんです。
北京五輪400m自由形の金メダリスト。韓国水泳界初のメダル。アジア人が自由形で金メダルを獲るのは、1936年ベルリン五輪以来72年ぶり。更に400m自由形での金メダルはアジア人初という快挙。アジア人は自由形で世界と勝負できないという
常識を覆した選手です。
そんな彼と、北京五輪で2冠2連覇の北島選手の対談は、世界の水泳界が注目する対談と言って良いでしょう。
2人の対談を聞き印象的だったのは、意識が共通していること。「共に水泳は、まだ
マイナースポーツだから、自分たちが頑張って水泳をそれぞれの国で広めよう。」というところ。「国民やメディアからのプレッシャーを期待に置き換えられる精神力を持つ」ところなど、私の領域では考えられない会話に感心するばかりでした。
その中で一番驚いたのは、パク選手の北島選手への憧れです。VTRでは時間の都合でカットしましたが、パク選手は「日本が好きです。日本に行きますので会って下さい。色んな話しを聞かせて下さい。」と何度も北島選手に言っていました。去年、韓国の歴史を変え、人気も勢いもある19歳の若者でさえ日本の北島康介は憧れの選手なんだなと、北島康介の偉大さ、成し遂げたことのすごさを改めて実感した気がします。
また、対談を終えた2人は電話番号を交換していました。ともにアメリカで生活して
いるものの、母国語しか話さない2人。どうやって連絡を取り合うのか?と心配になったのは私だけでしょうか。
次回は、パク選手との対談を終えた北島選手が、韓国の水泳事情を探るため、
現地のスイミングクラブや学校を見学しました。韓国の水泳事情を知り北島選手はどう感じたのでしょうか?
2009年02月19日
<2月19日(木)放送>
北島さんは、先月、インドの南にある島国、
モルディブ共和国を訪ねました。
北島さんはこの美しい島の海に潜りました。
しかし、見えてきたのは、
この島が直面する環境の「異変」でした。
今回のモルディブ撮影は、様々なトラブルがありました。
VTRでも紹介しましたが、
モルディブは約1200の小さな島で出来ている国。
そのため移動は全て船です。
更に、人々は南国特有の人たちばかり。簡単に言えば、マイペースでルーズ。
私のディレクター人生の中でも、
これだけスケジュール通りに進行できなかったのは初めてでした。
そんな状況でも、周りに気を使い、盛り上げてくれたのは北島選手でした。
今回は、そんな撮影中のエピソードを少し紹介します。
前回放送しましたが、
モルディブ北京五輪代表シャミール選手が
北島選手を自宅に招き一緒に昼食を食べました。
撮影の事を考えると、非常におもしろそうなシーンですが、
食べ物の好き嫌いの多い私の立場で考えると、ちょっと不安…。
少し心配しながら、選手の自宅へ行きましたが、
北島選手はまったく抵抗もなく現地の料理を食べ続けました。
しかも素手で。(←現地はみんな手で食べます。行儀が悪いわけではありません。)
気になった私は途中で
「無理しなくてもいいよ」と言いましたが、
それでも食べ続ける北島選手。
撮影後、北島選手は「全然まずくなかったし、食べられたよ」といいます。
少しホッとしていましたが、その日の夕食の時。
「世界各地を大会で回っているから、
あなた(私)と違って何でも食べられるよ」と笑って話す北島選手。
こちらに気を使わせないように気づかってくれる北島選手なんです。
また、今回北島選手はスキューバダイビングに挑戦しましたが、
せっかくなので、私も北島選手と一緒にダイビングを体験しました。
そこでもおもしろエピソードがありました。
ダイビングの受付をしてくれたのは幸運にも
モルディブ在住の日本人女性でした。
面倒臭がりの私は北島選手と一緒だったので、
話が早く進むだろうと勝手に思っていました。
しかし、様々な手続きが次から次へと続き、
恐らく受付最後の仕事で「○○さんは泳げますか?」と聞かれました。
一応泳ぎに関しては心得がある私(前回のスタッフ同行日記をご参照下さい)は
自信をもって「はい」と答えました。
すると、つぎの瞬間!まさかの出来事が・・・
「北島康介さんは泳げますか?」
…前回の放送でもお伝えしましたが、
モルディブはテレビがあまり普及しておらず、
オリンピックを見ていた人が少ないのです…。
恐らく日本人で彼ににこんなことを聞ける人は
この人だけだろうと思っていると。
何事もなかったように、北島選手は「はい」
そこで北島選手の器と世界の大きさを同時に実感しました。
まとめると、
北島康介と水泳=世界一速い、ストイック、妥協しない、
など書ききれないのですが、
それ以外はごく普通の26歳の青年なんです。
だからこそ北島選手はカッコいいし、おもしろいのかもしれません。
そんな北島選手がこれから何をしていくのか、
期待しつつ、応援していきたいと思います。