安倍首相きょうのひとこと:『 (今までありがとうございました。) 』

(2007/09/25)



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安倍内閣が総辞職しました。

政権発足からきょうでちょうど一年ですね。

朝、官邸に入ってきた安倍総理。

「おはようございます!」との声かけに対し、
聞こえないくらいの小さな声で
「おはようございます」と返しました。

そして最後の閣議

総理入室と同時に、大臣達が一斉に立ち上がります。

「おはようございます」 

総理
「おはようございます。どうも」

シーン。

その後は誰も言葉を発しませんでした。
総理は一点を見つめるでもなく、
カメラの方をまんべんなく見ていましたよ。
 
人差し指でトントントン。
2~3度、ゆっくり椅子の肘掛けを叩きます。 
これ、総理の癖ですよね。
これももう見られなくなるんですねぇ。。。

その後、官邸でお見送りです。

私は前の小泉元総理の時のお見送りも見ていますが、
その時とはやっぱり違うなぁ。。。
小泉元総理はもっと明るい雰囲気で送り出されていました。
しかし、今回はやっぱり終わりが終わりですから、
静かな雰囲気でした。

それでも、安倍総理。
終始神妙な面もちをしつつも、
女性職員から花束を渡される際は
わずかですが、笑みを浮かべました。

今まで私が見た中で、
一番柔らかい総理の表情だった気がします。

無念でいっぱいかもしれませんが、重すぎた肩の荷が降りて、
やっと楽になれた瞬間なのかもしれません。

この一年、一言では振りかえれない程、
色々なことがありました。

一体、何人、大臣辞めたんだ。。。
               
「本当に疲れた!」というのが素直な感想ですが、
頭の中では分かっています。

次から次へと事が起こり、
一人の総理大臣が、そして、
政権が様変わりを見せていく様子。
始めから終わりまで、その一部始終を間近で見て、
頭で考え、心で感じたことは、
今後記者として、人間として、
貴重な財産になっていくに違いありません。

そして、この一年間を通じて強く思ったこと。

それは「民意の大きさ」です。

色々な要素があったにしろ、
この安倍政権に終止符を打たせたのは、
間違いなく、参院選挙の結果だと思います。

他にも、局面局面で、
「世論」がいかに大きいのか感じさせられる
シーンが何度もありました。

「私一人がこう思っても政治になんか
 何の影響もないだろ~」

昔はこんな風に思っていましたが、それは間違いだと気付きました。

ふぅ、それにしても疲れた~!
一生忘れない一年だな。。。

ということで、
「安倍総理番記者日記」は、
これにて終了です。

一年間、ありがとうございました!!

(陽)




安倍首相きょうのひとこと: 『 内閣総理大臣の職を辞する前に 国民の皆様にお詫びを述べさせていただきたいと考え・・・。 』

(2007/09/24)



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総理として最後の会見です。

総理大臣の職を辞する前にどうしても一言、
国民にお詫びを言いたいとのことです。

入院後、10日ぶりに病院内の
記者会見場に現れた安倍総理。

「痩せたな。。。」

痩せた痩せた、とは聞いていましたが、こんなにとは。。。

顔は一回り小さくなっていました。
肩幅も小さくなってしまったのか、
スーツの肩のあたりが、ガバガバです。 

顔色は。。。青白い。 

総理
「13日以降。。。」

総理が話し始めました。
声の大きさは、以前の半分くらい
なっています。

ただでさえシーンとした会場でしたが、総理の小さな声を
聞き漏らさないよう、皆、
余計な物音はたてないようにするので、
会場はさらに静かになりました。

「病気だなぁ」

あらためて思いました。

用意した原稿を読みます。
いつもなら原稿の棒読みにならないよう、ちらちらと前を
見ながら話すのですが、
今日はさすがにそんな余裕はなかったようです。
最初の方は下の紙をずーーっと見ながら
話を進めていきます。

辞意の表明が、所信表明演説の直後という
最悪のタイミングになってしまって申し訳ないということ。

辞任の最大の理由は健康問題だったこと。

辞任表明の当日に小沢代表に党首会談を申し入れた時は、
すでに辞任を決めていたこと。

一部報道である麻生前幹事長のクーデター説は事実でないこと。

今後も政治家を続けていきたいと思っていること。

一番印象に残ったのは、自分の辞意の表明を
「最悪のタイミング」と表現した箇所です。

分かってるんだなぁ。。。

私は安倍総理就任から辞任まで、
総理番記者として安倍総理を見てきました。

辞任のタイミングなどについては、
私も「何て時に。。。」と思うのですが、
そういう頭での理解とは別に、
総理の憔悴しきった様子を見て、
何となくもの悲しくなると言うか、切なくなると言うか

そういう会見でした。

明日で安倍内閣は総辞職
新しい内閣が誕生することになります。

それでは。

(陽)



安倍首相きょうのひとこと:『 本日、総理の職を辞するべき、と決意を致しました。 』

(2007/09/12)



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最後の安倍総理番日記になるのでしょうか?

昼過ぎ、第一報が入りました。

《安倍辞任??》

耳で聞いたその時、
「アベジニン、アベジニン。。。?」

うん?何のことだ?って、あーーー!!

「安倍辞任!?」

へ?

2日前に所信表明演説を行ったばかりですけど。

「選挙の、その反省の上に立ってこれから国政に当たっていく」
って、昨日の記者とのやりとりで言ったばかりですけど。

辞めるタイミングなら他にいくらでもあった
思いますけど。

何で今日?

分からない、全く分からない。

でも冷静にここ最近の総理の様子を思い返してみます。

伏し目がちで、いつも疲れた表情。

「これ結構危ないんじゃないの?」
って毎日、思っていました。

それに、けさ高村防衛大臣と町村外務大臣が
テロ対策特措法の件で、官邸を訪れたのですが、
いずれも総理とは会わず、
官房長官とだけ打ち合わせをして帰っていったんですね。

「テロ特措法の話なら、総理にも話していくべきじゃないのかなぁ?」
と少し変な感じがしていました。

そしてその後、官邸の総理のもとを訪れた
大島国対委員長に、総理は辞意を伝えたようです。

総理の辞意表明、
普通なら大パニックになるところです。

しかし、この安倍政権、大臣の次から次への辞任など
色々なことが起きすぎて麻痺してしまったのかも。

記者もみんな、思ったより冷静に対応していました。

そして、午後2時。

総理の辞任会見が行われました。

私は時間ギリギリに会見場に滑り込んだため、
後ろの方で総理の話を聞きました。

しかし、その声はボソボソと小さく、
よく聞き取れない。。。

「この人、もう完全に生気を失っている。。。」

辞任の説明もよく理解できなかった。

とにかく「???」が何度も頭に浮かびました。

その後、辞任の本当の理由は
体調不良
だと聞きました。

それが、きょうの説明では、一番頷けたかな。

でも、ずっと総理を間近で見ていて、
総理の様子がグッと疲れ始めたのって参院選の惨敗後なんですね。
「病は気から」の逆で、精神的なダメージから
体調も崩してしまったのではないでしょうか。
そう思わざるを得ません。

一年前、国会で目を輝かせ、頬を紅潮させ、
自らの政策を語っていた安倍総理を思い出しました。

何が、こうさせたのでしょうか?

「政権の終わりはこんなにあっけないものなのか」

何だか、こちらの気も沈む辞任劇でした。

これからどうなるんだろ。。。

それでは。 

(陽)


ozawa_0912.jpg安倍首相の辞意表明で、民主党・小沢代表が会見!



安倍首相今日のひとこと: 『 今国際社会がテロとの戦いに一致団結して取り組んでいます その中で日本も今行っている貢献を何とか続けていかなければいけないと思います 』

(2007/09/11)



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徐々に涼しくなってきましたね。
さて、きょうの総理と記者のやりとり。

最後にこんな質問が出ました。

記者
「総理体調がお悪いようですが?」

確かに、顔色がずっと悪いし、何て言うんでしょうか、
艶がないと言うか、ちょっと黒ざめた感じと
言いますか。

朝、官邸に入ってくる時も、歩くのはゆっくりゆっくり。

全体的に伏し目がちで、
「おはようございます!」
の声かけにも、静かにモゴモゴ
「おはようございます」
と返すだけ。

まぁ、体調というより、精神的なダメージという感じが
強いような感じがしますけれども。。。

で、総理、どうなんですか??
体調悪いんですか?

総理
「いや、あのー大丈夫ですよ。
 ちょっと風邪をひきました」

風邪ですか。。。

ならば、早く治してほしいですね。
自分の国の総理大臣がこんなに元気がないと、
何だか国全体の活力がなくなる気がするのは
私だけでしょうか?

官邸全体もずーーーっと暗いなぁ。。。

これからどうなるんでしょう。

それでは。

(陽)



安倍首相今日のひとこと: 『 灼熱のインド洋で黙々と勤務に従事する自衛隊員こそ、世界から期待される日本の国際貢献の姿です 』

(2007/09/10)



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安倍首相きょうのひとこと:『 民主党はじめ野党のみなさまの理解をいただくために職を賭して取り組んでいく考えでございます。 』

(2007/09/09)



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ビックリ発言です。

「民主党はじめ野党のみなさまの理解を
 いただくために職を賭して取り組んでいく考えでございます」

これは、APECでの内外記者会見での安倍総理の発言。
職を賭す。。。??

なに、言うんですか?突然。

テロ特別措置法に基づくインド洋での自衛隊の
給油活動延長
についての話ですね。
この臨時国会で焦点となっていますよね。

延長できなければ、内閣総辞職すると。。。

どのくらい本気なのでしょう。
よく分からないな。。。

と、思っていたら。。。

「私の責任において職責において、あらゆる全ての力を
 振り絞っての職責を果たしていかなくては成らないと
 考えている」

司会の人が次の話題に移ろうとしたその時、
その声を遮って、総理は続けました。

「当然私は、私の職責にしがみつくということはない」

職責にしがみつくということはない、
参院選後にはかなりしがみついていたように思うんですが。。。

どうしたんでしょう、突然。

もうこれ以上、総理として続けていくのは
無理だと思ったのでしょうか?

純粋に、「テロ特措法を通すぞ」という気合の現れなのでしょうか?

テロ特措法を通すための、何か戦略的な
発言なのでしょうか?

色々な見方がありますが、番記者になって早一年。
番記者は、心の中でボーっとこう思ったのでした。

「もう辞めてもいい、って思ったんじゃないのかな。
 疲れ切っちゃったんじゃないかな」

ここ最近の総理の疲れっぷりは、すごいですからね。
顔はむくんで、顔色も悪い。
歩くのはゆっくりだし、もう、顔の表情を見てると、
疲労が隠せない状態になっています。   

「久々に政局!って感じになってる気がするな、今」

ある先輩の言葉に、何となく胸が騒ぐ番記者でした。

それでは。

(陽)

関連・おまけ映像
(1)オーストラリア・ハワード首相との日豪首脳会談

(2)日豪共同記者会見
(3)メキシコ・イノホサ大統領との日・メキシコ首脳会談


安倍首相きょうのひとこと:『 海上自衛隊の給油活動を継続させるためにすべての力を出し切らないといけない。 』

(2007/09/08)



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安倍首相今日のひとこと: 『日本の提案である「美しい星50」を説明し、多くの国々の理解を得たいと思っています。』

(2007/09/07)



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番記者、ただいま大忙しで取材中!

関連・おまけ映像
安倍首相と昭恵夫人 強風の中、APECへ出発


安倍首相今日のひとこと: 『拉致問題、大切な問題ですから、この問題が前進をしなければ、ただ話し合っていても、それは成果とは言えないと思います。』

(2007/09/06)



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あの人が遂に復党でしょうか~?

けさ、都内で郵政造反組の平沼赳夫元経済産業大臣と、
与謝野官房長官、そして麻生幹事長

ある会合に参加しました。
 
こりゃまた重要人物らが揃いも揃って。。。
    
自民党執行部は平沼氏を復党させる方向で
調整が続いているんですね。

と、なると、気になるのが総理官邸側の反応。

まずは、与謝野官房長官。

「もともと小泉内閣で長く閣僚務められた方なので、
 復党というのは私は不自然なことでは
 ないと思っている。
 時がものを解決していく一つの例であると思う」

なるほど~。
完全に前向きですね。

で、総理は? 

記者
「平沼議員が落選議員の復党を求めましたが
 その条件を認める方針でしょうか?」

総理
「あのー平沼さんは平沼さんの考え方を述べられたんだと
 思いますがまっ平沼さんとですね
 落選議員というのはまた別の問題だと思います」

なるほど~。   
落選議員の復党までは言及しないけれども、
平沼議員の復党に関しては、ほぼ認めたようなものですね。

一体、あの郵政選挙は何だったのでしょうか?

あの時の民意は、何だったのでしょうか?

よくよく真剣に考えてみると、そう疑問に思うのですが、
もう次から次へと色々な問題が出てくるので、
多くの人がそういうことは、きっともう忘れたような
感じがしますよね。

そういう意味では、与謝野長官の
「時がものを解決していく一つの例である」
という発言は、何だか自然に頷ける気がします。

そう言えば、安倍政権の支持率が
下がりだしたのは、この郵政造反組の
復党容認からだったなぁ。

そんなことをふと思い出した番記者でした。

それでは。

(陽)



安倍首相今日のひとこと: 『 (鴨下環境相の問題について)説明はやはり、ご自身でちゃんとしなければいけません。 』

(2007/09/05)



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まだ週も半ばですね~。

さて、今朝、官邸に入ってくるときの安倍総理
じーっとうつむくこと、5~6秒。

その足取りはいつもに比べて、
格段に遅い。。。

「総理。おはようございます!」

記者の声かけに、ハッと顔を上げて、
「おはようございます」と一言。

さすがの総理も、もう疲れを隠せませんね。

最近は近くで見ていても、「心ここにあらず」と思われる
場面が多いですし、
もう誰がどう見たって疲れてます
今日は鴨下環境大臣と
上川少子化担当大臣の
政治資金収支報告書の記載ミスの話
が出ましたね。

こんなに次々出てくると、
何が「セーフ」で
何が「アウト」なのか

分からなくなってきますよね。

与謝野官房長官はきょう、その線引きについて、
「明らかにそれはわざとやったとか、故意性が強いという、
 これについては厳格な対処が必要だ」

と述べました。

とはいえ、結局、その故意性について
最終的に判断するのは安倍総理ですし、
その判断を誤ると、
政権は一気に吹き飛んでしまう雰囲気ですよね、今。

そりゃ、疲れますよね、こんな毎日、毎日。
次から次へと。

野党だけでなく、与党内ですら、
総理自らのコントロールが日に日に
効かなくなってきている気がします。 

一年間、安倍総理番記者をやってきた身としては、
「本当にこんなんで、総理のやりたかった
 教育改革やら憲法改正やら出来るのかな。。。」

と疑問に思わざるをえません。

なにはともあれ、総理にはどこかのタイミングで
一度ぐっすり休んでもらいたいですね。

そんなことをしみじみ思う番記者でした。

それでは。

(陽)



 
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