安倍内閣が総辞職しました。
政権発足からきょうでちょうど一年ですね。
朝、官邸に入ってきた安倍総理。
「おはようございます!」との声かけに対し、
聞こえないくらいの小さな声で
「おはようございます」と返しました。
そして最後の閣議。
総理入室と同時に、大臣達が一斉に立ち上がります。
「おはようございます」
総理
「おはようございます。どうも」
シーン。
その後は誰も言葉を発しませんでした。
総理は一点を見つめるでもなく、
カメラの方をまんべんなく見ていましたよ。
人差し指でトントントン。
2~3度、ゆっくり椅子の肘掛けを叩きます。
これ、総理の癖ですよね。
これももう見られなくなるんですねぇ。。。
その後、官邸でお見送りです。
私は前の小泉元総理の時のお見送りも見ていますが、
その時とはやっぱり違うなぁ。。。
小泉元総理はもっと明るい雰囲気で送り出されていました。
しかし、今回はやっぱり終わりが終わりですから、
静かな雰囲気でした。
それでも、安倍総理。
終始神妙な面もちをしつつも、
女性職員から花束を渡される際は
わずかですが、笑みを浮かべました。
今まで私が見た中で、
一番柔らかい総理の表情だった気がします。
無念でいっぱいかもしれませんが、重すぎた肩の荷が降りて、
やっと楽になれた瞬間なのかもしれません。
この一年、一言では振りかえれない程、
色々なことがありました。
一体、何人、大臣辞めたんだ。。。
「本当に疲れた!」というのが素直な感想ですが、
頭の中では分かっています。
次から次へと事が起こり、
一人の総理大臣が、そして、
政権が様変わりを見せていく様子。
始めから終わりまで、その一部始終を間近で見て、
頭で考え、心で感じたことは、
今後記者として、人間として、
貴重な財産になっていくに違いありません。
そして、この一年間を通じて強く思ったこと。
それは「民意の大きさ」です。
色々な要素があったにしろ、
この安倍政権に終止符を打たせたのは、
間違いなく、参院選挙の結果だと思います。
他にも、局面局面で、
「世論」がいかに大きいのか感じさせられる
シーンが何度もありました。
「私一人がこう思っても政治になんか
何の影響もないだろ~」
昔はこんな風に思っていましたが、それは間違いだと気付きました。
ふぅ、それにしても疲れた~!
一生忘れない一年だな。。。
ということで、
「安倍総理番記者日記」は、
これにて終了です。
一年間、ありがとうございました!!
(陽)